
下関市のゴールデンウイークの一大イベント「しものせき海峡まつり」(5月2日~4日)が開催!

関門海峡エリアを中心に源平両軍の紅白の幟をたなびかせた船による海上パレード「源平船合戦」、勇壮な「武者行列」など源平にまつわる各種イベント。

そして下関の発展と繁栄を祈って人柱となったお亀さんを称え、約千人の踊り手による「八丁浜総踊り」ほか、たくさんのイベントが開催。

その中でも、クライマックスが5月3日、赤間神宮で開催された「先帝祭」。

源平の「壇ノ浦の戦い」(1185年)で幼くして入水した安徳天皇を祀る赤間神宮に、生き延びた平家の官女らが正装で参拝したのが起源とされる「上臈参拝」が。

絢爛豪華な衣装をまとった太夫(たゆう)らが、本殿へと続く橋を渡る「天橋渡り」で、独特の足さばきで八の字を描くように歩く「外八文字」を披露し拍手が👏
衣装は20キロ〜30キロになるそうです。凄く重いですね!

厳かで優美、赤間神宮で繰り広げられた時代絵巻。特に海外からの観光客の皆さんは日本の伝統文化に触れ喜ばれていました。インバウンドの見物客が例年より凄く多かった印象。
上臈参拝に先立ち、下関の各商店街では、「上臈道中」も行われました。そちらでは太夫(たゆう)が、高下駄で八の字を描く「外八文字」も見られるので、それも趣があって一見です。


姉妹都市ひろば横では「みんなでふく鍋を食べてギネス世界記録に挑戦しよう!」が開催。銀河も無料のふぐ鍋をいただき、ギネス記録認定に貢献しました(笑) ご馳走様。美味しかったです😀

(写真:銀河流星)
【関連記事】
壇ノ浦の合戦に敗れた平家一門しのぶ 山口・しものせき海峡まつり(2025/5/4)

山口県下関市中心部で始まった「しものせき海峡まつり」は3日、メイン行事の先帝祭があった。壇ノ浦の合戦に敗れ入水した安徳天皇や平家一門をしのぶ上臈(じょうろう)道中・参拝が赤間神宮(下関市阿弥陀寺町)などであり、実行委員会は2、3両日で計32万人が詰めかけたと発表した。
上臈道中では、豪華な衣装をまとった太夫5人が官女や禿(かむろ)らを従え、唐戸商店街などを練り歩いた。その後、平家の女官が安徳天皇の命日に参拝を続けた言い伝えにちなむ上臈参拝があり、赤間神宮の水天門から本殿に架かる朱色の天橋上で、太夫が足を八の字に踏み出す「外八文字」を披露。見物客は盛んに写真を撮っていた。
振袖(ふりそで)太夫を務めた西南女学院大1年の坂東由寿葵(ゆうずき)(福田葵)さん(18)は「幼い頃からずっと憧れ続けていたので、すごくうれしい。いろんな人の心に残る外八文字が踏めていたら」と笑顔だった。
姉妹都市ひろば横では「みんなでふく鍋を食べてギネス世界記録に挑戦しよう!」と銘打ったスーパージャンボふく鍋が登場。マフグ250キロ、ハクサイ440キロ、白ネギ200キロなどを直径3・5メートルの大鍋で調理し、次々と無料で振る舞われた。振る舞ったふく鍋は昼過ぎには見事、目標の4000食を突破。世界ギネス記録に認定された。振る舞ったふく鍋は4432食に上った。
まつり最終日の4日は赤間神宮で午後1時から御神幸祭本殿祭などがあり、フィナーレを迎える。【山本泰久】(引用:毎日新聞)