皆さん、山口県下関市に城下町があるのをご存じですか? 私は下関に住むまで知りませんでした。土壁や石垣が続くとても良い雰囲気なので観光にお勧めです。長州藩(=山口県)のお殿様は毛利氏なので、毛利氏の城下町です。
そんな風情溢れる場所で、「第37回城下町長府マラソン大会」が1月19日開催されました。歴史を感じながら走れるコースなので、皆さん、来年ぜひ参加されてはいかがでしょうか。
長府エリアには「長府毛利邸」や、鎌倉時代に建てられた美しい国宝「功山寺」。功山寺は幕末の志士「高杉晋作」が挙兵したお寺としても有名ですね。また仲哀天皇が滞在した豊浦宮跡地の「忌宮(いみのみや)神社」や乃木希典将軍(江戸長州藩上屋敷出生で長府は乃木将軍の郷里)を祀る「乃木神社」など見どころ満載。お洒落な古民家カフェもあり下関観光の際は外せません。インバウンドの外国人観光客にも喜ばれそうなエリアですよ。
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第37回城下町長府マラソン大会が19日、下関市長府逢坂町の長府中学校を発着点にあり、約1200人が歴史情緒あふれる街並みを駆け抜けた。
長府体育協会(森健二会長)主催、山口新聞社など後援。年代や男女別などで2キロ、3キロ、5キロ、10キロ、ハーフマラソンの5種目16部門に分かれ、参加者たちは練り塀や武家屋敷が並ぶ石畳のコースなどを走った。沿道の住民やボランティアが声援を送り、力走を後押した。
同市のドッジボールチーム「下関NEO・Dきっず」の仲間と参加した、豊浦小学校5年の児童(11)は「完走できて良かった。きつかったけど、きれいな街を見ながら気持ち良く走ることができた」と話した。
各部門の8位まで表彰されたほか、ユニークな衣装で盛り上げた人に贈られる仮装賞もあり、着ぐるみや人気キャラクターに扮(ふん)したランナーの姿もあった。今大会では初めて県理学療法士会によるボディーケアの支援も行われた。(引用:山口新聞)