日本全国に104ある日本遺産。山口県下関市にも日本遺産が😀「関門“ノスタルジック”海峡~時の停車場、近代化の記憶~」。
山口県下関市の日本遺産は、県を跨いだ隣りの福岡県北九州市と関門エリアとして共同指定されており、構成文化財は全部で42。
下関市16、北九州市23、両市共通3となっています。今回は、下関市側の構成文化財の一つ「下関駅の振鈴」を紹介。

振鈴は明治後期に列車の発車を知らせるために使用された大型ハンドベル。実際に使用された手振りの振鈴で現存するのは下関駅のものだけ。

下関駅の前身となる、明治34年(1901)の山陽鉄道馬関駅の開業当初から、振鈴が鳴り響き、列車の発着を知らせました。下関駅の振鈴は、現代にその音色を伝える数少ない例で現存最古級。

その振鈴レプリカがJR下関駅2階に展示されています。

ところで「美しい日本をホテルが走る」がコンセプトの“セレブ寝台列車”「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」(トワイライトエクスプレス みずかぜ)が、下関駅を出発するときに、駅員さんが手振りの振鈴を鳴らします。こちら本物の下関駅の振鈴だと思います。

運が良ければ、その荘厳な音色を聞けるかもしれません😀
私は偶然に聞いたことがありますが「闇を切り裂き光をもたらす」ような大きく“大吉”な音色です(^^)
(写真:銀河流星)

TWILIGHT EXPRESS 瑞風 MIZUKAZE
2017年6月17日(土) 運行開始。美しい日本をホテルが走る。