日本遺産「関門“ノスタルジック”海峡」を巡る⑥「山口銀行旧本店」

下関市
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日本全国に104ある日本遺産山口県下関市にも日本遺産が😀「関門“ノスタルジック”海峡~時の停車場、近代化の記憶~」。

山口県下関市日本遺産は、県を跨いだ隣りの福岡県北九州市と関門エリアとして共同指定されており、構成文化財は全部で42。

下関市16、北九州市23、両市共通3となっています。

今回は、下関市側の構成文化財の一つ「山口銀行旧本店」(下関市観音崎町)を紹介。

山口銀行旧本店

山口銀行旧本店は、大正9(1920)年に三井銀行下関支店として建設された建物です。

変遷は、三井銀行下関支店→百十銀行本店→山口銀行本店→山口銀行観音崎支店→山口銀行別館→やまぎん史料館となっています。

実は三井銀行は、1920年の支店建設前に一度下関から撤退。明治9(1876)年に三井銀行は早々と下関に進出してたんですよ。その当時の下関は日本有数の拠点都市。ですから1920年の下関支店開設は再進出ということになります。

建物外観はルネサンス様式を基調とした完全な左右対称。御影石で覆われたファサードには彫刻や装飾が施され、本格的な古典主義建築

建物内部には吹抜けの広大な空間が広がり柱はありません。古いアメリカ映画で見たことがあるような造り。映画のセットにもぴったりですね😀

設計は、日本建築士会(後の日本建築家協会)初代会長に選ばれた長野宇平治

見応えある内容なので、下関観光の際は、ぜひご訪問ください。無料です。下関観光の中心地「唐戸レトロ」から徒歩圏というか、この建物も唐戸レトロの一部ですね😀

(写真:銀河流星)

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