日本遺産「関門“ノスタルジック”海峡」を巡る⑦「日清講和記念館」(下関市阿弥陀寺)

下関市
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日本全国に104ある日本遺産山口県下関市にも日本遺産が😀「関門“ノスタルジック”海峡~時の停車場、近代化の記憶~」。

山口県下関市日本遺産は、県を跨いだ隣りの福岡県北九州市と関門エリアとして共同指定されており、構成文化財は全部で42。

下関市16、北九州市23、両市共通3となっています。今回は、下関市側の構成文化財の一つ「日清講和記念館」(下関市阿弥陀寺)を紹介。

日清講和記念館

日清戦争(1894-1895年)で勝利した日本。その戦後処理を取り決めたのが下関条約(1895年)。会場で使用された調度品や写真、資料などを公開・展示しているのが「日清講和記念館」です。国登録有形文化財

実は、実際の講和会議の舞台となったのは日清講和記念館のすぐ横にある料亭「春帆楼(しゅんぱんろう)」なんです。春帆楼は、高級ふぐ料理店及び割烹旅館。

春帆楼

下関条約では、日本側は日本全権の伊藤博文・陸奥宗光、清国側は清国全権の李鴻章をはじめ、両国の代表11名が出席。

伊藤博文は皆さんご存知のように初代内閣総理大臣(長州藩士)です。

同館は、安徳天皇を祀る赤間神宮の直ぐ横にあるので観光もしやすい。唐戸市場唐戸レトロ地区も徒歩圏です。

ここは中国人インバウンドに活用できる施設。実際、中国系の観光客が来ています。中国人にとっては負の歴史かもしれませんが、勉強という意味では貴重な施設ではないでしょうか。

(写真:銀河流星)

【前回の日本遺産】

日本遺産「関門“ノスタルジック”海峡」を巡る⑥「山口銀行旧本店」

【中国人インバウンドに向いている観光施設】

世界三大美女の一人、楊貴妃が流れ着いた? 山口県長門市向津具(むかつく)半島にある「楊貴妃の里」

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