
4月8日、下関市で最古の市の公園「日和山公園」(下関市丸山町)へ。JR下関駅から歩いて行ける距離にあります。

下関市を代表する花見の名所の一つなんですよ🌸

日和山公園は、小高い丘になっているので、関門海峡をバックに花見が楽しめます🌸

この公園には、幕末の志士「高杉晋作」の陶像があります。銅像じゃなくて陶像です。


戦前の戦況悪化による金属供出のため接収されたそうです。1956年再建時には、二度とこんなことが起こらないようにと、陶器の像になったそうです。

まさか明治維新の立役者、高杉晋作も自分の銅像が溶かされるとは思っていなかったでしょうね。近代日本の始まりと終わりを暗示させる出来事だったと思います。

もしかして接収後、溶かさず密かに隠し持っている人がいるなら、ぜひ名乗り出てほしいですね。もとの場所に戻しましょう(^^)

高杉晋作は「死んでも赤間関の鬼となって」と遺書に残しているそうです。陶像の顔は凛々しく、今日も下関、関門海峡、日本を見守っいます。
PS:日和山公園から徒歩1分の場所に創作フレンチ料理の「日和庵」があるので皆様ぜひ! 建物は大正10年の建設。店内は大正ロマン溢れるつくり。料理も素晴らしいです😀

(写真:銀河流星)